王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)が2-1の判定で同級3位ジェイソン・マロニー(27=オーストラリア)を下し、初防衛に成功した。

これでWBA世界同級王者井上尚弥(25=大橋)は、来年2月にも米国で開催が予定されるWBSS準決勝ででIBF王者ロドリゲスと対戦することが決まった。

井上とともに試合視察した所属ジムの大橋秀行会長(53)は判定勝利となったロドリゲスについて「右のカウンター、左のカウンターとスピードとパワーを感じました」とあらためて警戒。戦前からロドリゲスの勝利を予想していたこともあり「とても強いチャンピオンの印象に変わりはありません」と気持ちを引き締めていた。