K-1クルーザー級スーパーファイトで、加藤久輝(36)がRUI(27)に1回1分59秒、KO勝ちした。
MMAトップクラスの実力を示し、来年3月の「ケーズフェスタ2」で、シナ・カリミアン(30=イラン)の持つ同級王座挑戦に名乗りを上げた。
加藤は対戦前、「立ち技格闘技のキャリアでは、RUI選手は17戦。自分はまだ3戦でグリーンボーイだ」と謙遜していたが、リング上では全く違った。MMAの本場米国でWBCムエタイ世界王者ジョー・シリング(34)に2度KO勝ちしているパンチ力はこの日も健在。1回から圧力をかけ、強烈な左フックをRUIに見舞った。ガードをかすめ、右側頭部にヒットすると、RUIはそのままマットに沈んだ。試合後、RUIが「1発なんで気持ち良かった」というほどのパワーだった。
勝利後のリングから加藤は観戦していた王者カリミアンに「国内でNO・1のチャレンジャーとやろう」と3月対戦をアピール。王者もそれに応じた。6月には当時の日本重量級のエース上原誠(33)に勝利しており、この日は約束通りのKO勝ち。挑戦者としての資格は自他ともに認めるところとなった。
193センチのRUIを一蹴し、2メートルの王者カリミアンとの身長差の不安を拭い去った。「クルーザーのベルトを必ず日本に取り戻す」と3月の結果に自信を見せる。対戦が正式に決まれば、日本の重量級期待の一戦になりそうだ。

