松葉杖殴打が挑戦表明だった。第2試合終盤、IWGPジュニアヘビー級王者KUSHIDAを急襲したのは石森太二。

「バレット・クラブ」のタマ・トンガ、タンガ・ロア、ロビー・イーグルス組のセコンドについていたが、真壁刀義、本間朋晃と組んで試合中だったKUSHIDAに、審判の目を盗んで竹刀攻撃。そこからタマがガンスタンを決めて3カウントを奪うと、さらに攻撃はエスカレート。先月の試合で痛めた左足首の補助用に携えていた松葉杖で強打した。

試合後には「ケガしたなら、何ならこの松葉杖を貸してやろうかと」と真っ二つに折れたリハビリ道具を片手に高笑い。「オレとタイトルマッチをやれ」と要求した。

KUSHIDAは「どうして正々堂々と、挑戦表明できねえんだ。自分に自信がないからだろ」と嘆いた。