元プロレスラーの天龍源一郎氏(68)が15日、来年2月19日に予定されている「ジャイアント馬場没20年追善興行」の実行委員を退任すると発表した。

天龍氏及び所属会社はファクスで「天龍源一郎が現役から退き三年という記念すべき良き日ではありますが、この度、大変ありがたいことに僭越ながら『ジャイアント馬場没20年追善興行』の実行委員として名を連ねておりました天龍源一郎ですが、社内検討の結果、本人の信念を尊重し、主催者側と協議の結果ご了承いただき実行委員会から退くことを決意いたしました」と報告した。同大会の運営には一切関わらないという。

天龍氏は声明文で「この度わたくしが名を連ねておりました馬場さんの没20年追善興行につきましてですが、各団体の協力も仰げ、運営としての機能も十分に皆様方が発揮されていると伺いました。無事に立ち上げの役目を終え、実行委員会からは外れ、全日本プロレス出身の元プロレスラー天龍源一郎として陰ながら応援させて頂きたいと思います。ひと時ではありましたが実行委員として馬場さんのご恩に少しでも報いる事が出来、感謝しております。沢山の方にご賛同を賜る本大会、今後2月の大会当日までファンの皆様に喜んでいただける大会にするために存分に励まれることと思いますのでどうか、楽しみにその日を迎えて頂ければ何よりです。本大会の成功を心より祈念しております」(原文のまま)とつづった。

今回の件について、所属会社は「取材などは一切お受けできませんのでご了承ください」としている。