ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)がプロアマ交流に一役買った。18日、茨城・水戸桜ノ牧高常北校で開催されたボクシング全日本選手権のテレビ中継の解説を務めた。

新体制ではプロアマの垣根が撤廃され井上に白羽の矢が立った。選手で優勝を飾った11年以来7年ぶりとなる全日本来場に「自分の時は入場曲もなかったですから。にぎやかでいいなと思います。プロアマでいい関係になってもらえれば」とエール。また東京オリンピックでボクシング競技開催が危ぶまれていることについて「できることがあるならやりたい」と意欲も示した。