「巨獣」ブラウン・ストローマンが、因縁続くバロン・コービンGM代理にひじを破壊された。

まずリングにいた同GM代理、ステファニー・マクマホンコミッショナーの前に姿をみせ、以前から同コミッショナーと約束していたコービン戦、ユニバーサル王座戦を要求した。すると12月17日のPPV大会TLC(米サンノゼ)でコービンとのTLC(テーブル、はしご、いすの攻撃使用可)戦が決定した。

ストローマンが勝てば来年1月のPPV大会ロイヤルランブルでユニバーサル王者ブロック・レスナーへの挑戦権を獲得。一方、コービンGM代理が勝てば正式にGM昇格、負ければGM代理解任という条件が付いた。

さらに同コミッショナー裁定で、この日はアライアス、フィン・ベイラーと組み、コービンGM代理、ボビー・ラシュリー、ドリュー・マッキンタイアの6人タッグ戦に出場。エリミネーション形式で、一時は1対3の不利な状態となったストローマンはコービンをランニングパワースラムで沈めた後、マッキンタイアによるパイプいす攻撃を受けて反則判定決着となった。しかし試合後もストローマンは相手3人に徹底的に痛みつけられ、最後はコービンのスチール階段攻撃で、ひじを骨折する重傷を負ってしまった。