WWEヘビー級王者ダニエル・ブライアンが12月17日のPPV大会TLC(米サンノゼ)で挑戦者に前王者AJスタイルズを迎えた防衛戦に臨むことが発表された。これまで正統派を貫いていたが、13日のAJスタイルズとの王座戦を契機にヒールに一変。18日のPPV大会でのユニバーサル王者ブロック・レスナー戦でも急所攻撃を展開していた。

リングに立ったブライアンは「オレはみんなを裏切ったかもしれない。でもそれは3年前の(首負傷による)引退した日から始まった」と自らの過去を語りだした。スマックダウンGMを務めながら、リング復帰を目指していた際に「マントラを唱えたりしていたら奇跡が起こった。そしてオレの夢がオレ自身を乗っ取って、急所攻撃を放ったんだ」と明かした。

さらに「みんなの知っているブライアンは死んだ。残ったのは『新たな』WWEヘビー級王者ダニエル・ブライアンだ」と自らの人格が変わったことを告白した。最後にリングアナのところまで詰め寄り「ニュー・ダニエル・ブライアン」とコールさせた。ヒールとして王者になった新ブライアンの動向に注目が集まりそうだ。