プロボクシング東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦は3日、東京・後楽園ホールで開かれ、12年ロンドン五輪バンタム級銅メダルの同王者清水聡(32=大橋)が4度目の防衛に成功した。挑戦者の同級6位上原拓哉(23=アポロ)に対し、計4度のダウンを奪って3回1分26秒、TKO勝ち。プロデビューから8勝8KOのパーフェクトレコードを継続した。

2回40秒すぎにダイヤモンド・レフトと呼ばれる強烈な左ストレートで1回目、右ボディーからの右ジャブで2回目、続いて右フックで3回目のダウンを奪取。続く4回で左拳を打ち抜き、ダウンを奪ってレフェリーストップに追い込んだ。清水は「今までで一番良い内容。まだ良くなります。来年は世界挑戦する」と意欲満々。所属ジムの大橋会長も「チャンスがあれば次で(世界挑戦で)いい」と高く評価していた。