世界最速12戦目で3階級制覇を成し遂げたWBA世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が8日(同9日)、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでWBO世界同級王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)との2団体王座統一戦に臨む。7日(同8日)には両者ともに同地で前日計量に臨み、ロマチェンコは134・4ポンド(約60・96キロ)、ペドラサは134・2ポンド(60・87キロ)でそれぞれクリアした。

統一戦を控え、ロマチェンコは「私の夢、目標のための次なるステップだ。このファイトの後、私の夢が少し近づく」と声をはずませた。右肩関節の手術を受けており、ロマチェンコにとっては復帰戦となるが「非常に興味深い合宿を張ってきた。この試合のためにハードなスパーリングと良い準備をしてきた。手術前と同じような持ちうるすべてのパンチを駆使することになるだろう」と自信をのぞかせていた。