K-1スーパーフェザー級王者・武尊(27)が8日のタイトル戦で、皇治(29)に3-0で判定勝ちした。

そして、試合後のバックヤード会見で、具体的な相手の名前は挙げないながらも、那須川天心戦への本音を吐露した。

「すぐにでもやりたい。誰よりも僕がやりたい」と言う武尊は、言葉を続けた。「実現できるように、いろんな人に直談判したが、ストレスがあった。K-1を悪く言われ、何より悔しい。それをどうにかして、K-1最高にするために動いているが、実現できていない」。

有言実行してはじめて認められることは、本人が1番よく知っている。「今回は僕の意志で言わせてもらった」という武尊は、1年の締めくくりに、勝って言うことを決めていた。

「いろんな人と話をして、難しいこともたくさんあったが、糸口が見えていない状態ではない」という今、武尊は「やるとなったら、全然落ちるんで相手の体重に合わせてやる」と現在の階級にこだわりもない。

「キャリア的にも、ピークでいけるのは、あと1、2年かと思っている」という武尊。魔裟斗は「武尊の発言で距離が縮まる」と後押しした。ファン待望のビッグマッチは「カウントダウン」に入った。