K-1スーパー・ライト級の安保瑠輝也(23)が9日、大阪市内で会見し、来年3月の「ケーズフェスタ2」で、ゲーオ・ウィラサクレック(34=タイ)の持つ王座に挑戦することに意欲を見せた。

安保瑠はエディオンアリーナ大阪で前夜に行われた「K-1 WGP 2018」(日刊スポーツ新聞社後援)での同級スーパーファイトで、山崎秀晃(31)に延長14秒、KO勝ちした。一方、弟の安保璃紅(21)は、スーパー・フェザー級で朝久泰央(20)に0-3の判定で完敗した。

大物からのKO勝利にも安保瑠はこの日、「弟といっしょに勝ちたかった。だから心の底からはうれしくない」と本音を漏らした。それでも、K-1のタイトルに質問がおよぶと、目を輝かせた。「K-1の世界チャンピオンになりたい。(今回の勝利で)挑戦権はあると思っている。3月のケーズフェスタ2でやりたい」とアピールしていた。