GHCジュニアヘビー級選手権は、挑戦者原田大輔が王者鈴木鼓太郎を破り、新チャンピオンとなった。

かつてノアの1期生としてジュニアに君臨し、1度は退団も古巣に戻って再び戴冠した鈴木。鈴木なきあと、途中入団ながらノアジュニアの今を支える原田とのプライドをかけた激闘。攻守目まぐるしく入れ替わる激戦は、原田の執念が上回り、最後は片山ジャーマンスープレックスホールドで勝利した。

原田をリーダーに仰ぐ、ラーテルズのメンバーが祝福にリングインと思いきや、ここに小川良成が登場。すると、ラーテルズのメンバーの1人、YO-HEYが突如、原田にキックを浴びせる。さらに鈴木、小川に捕まった原田に顔面Gを決めて完全KOしてしまった。

YO-HEYはリング上にのびた原田に挑戦を表明。その後「いろんな意見があると思いますが、1つだけ言えるのは、オレが原田を相手に本気のYO-HEY見せてベルトを奪取する。オレ個人の野望だ」と言い放った。

ラーテルズ解散の危機を迎えた原田は、ベルト奪取の喜びも吹き飛び「おい、YO-HEY、どうなってるんだ。なめんなよ」と怒りが収まらない様子だった。