31日のRIZIN14大会のメインで、ボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)とボクシング・エキシビションマッチで対戦するキックボクシング界の“神童”那須川天心(20)が29日、都内のホテルで公式会見に出席した。

那須川の会見までには来日していなかったメイウェザーについて「別に何とも思わない。でも時差ボケとか大丈夫かな」と心配した。試合に向けては「メイウェザーは自分の攻撃を避けようと思ってくると思うが、自分はパンチを絶対メイウェザーに当てたいと思います」。

具体的な試合プランを問われると「ハンドスピードだったり、全体的なスピードはメイウェザーの方が速い部分はあると思うが、自分が勝つ部分も見つけている。あとはキックの技術を利用して、一瞬のスピードだったり、間合いではボクシングより遠い部分があるので、そういう戦いをしていきたい」と決意を語った。

試合に合わせ、毎回髪を染めて臨むが、今回はここ数試合と同じ金髪。「美容師さんに獣のイメージで髪を切ったと言われました。すごい強い主人公はだいたいが金髪。最近、髪を金にしていい試合ができているので、今回も金にしました」と話していた。