30日に世界初挑戦(東京・大田区総合体育館)を控えるWBC世界バンタム級5位井上拓真(23=大橋)に、強力な「援軍」がサポートする。

井上拓の師匠となる所属ジムの大橋秀行会長(53)が現役時代に2度挑戦した元WBC世界ライトフライ級王者張正九氏(55=韓国)が29日に来日。試合会場に足を運び、戦友の弟子が同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)とWBC世界バンタム級暫定王座決定戦で拳を交える姿を見届けるという。張氏の現役時代の愛称は「韓国の鷹」だった。大橋会長は現役引退後も張氏との交流を続けている。