元UFCライトヘビー級王者で同級1位のジョン・ジョーンズ(30=米国)が29日(日本時間30日)、同級王座決定戦を制し王座に返り咲いた。

ジョーンズは米カリフォルニア州イングルウッドで開催されたUFC232大会のメインに登場。同級2位のアレクサンダー・グスタフソン(31=スウェーデン)との5回5分の試合に臨んだ。

3回にひじうちからバックを取り、バックマウントから頭部にパウンドの連打を放つとレフェリーが止めた。3回2分2秒、ジョーンズのTKO勝ち。復活した新王者は敗者のほおにキスをして健闘をたたえた。

ジョーンズは「俺と戦って本当の王者を証明しろ。俺のベルトを取りに来い!」と、ライトヘビー級&ヘビー級の2階級同時制覇の王者で、現在はヘビー級王者のダニエル・コーミエを挑発した。(デーブ・レイブル通信員)