ワールド・オブ・スターダム王者の花月(26)が挑戦者ジャングル叫女(27)を下し、6度目の防衛を果たした。場外での乱闘を含む20分の激闘の末、花月が緑の毒霧で叫女を弱らせ、最後は大江戸コースター、デスバレーボムとたたみかけた。

花月は、この試合をラストチャンスと位置づけていた叫女に対し、「もう2度とタイトルマッチをやるなと言いたいところだが、そんなに鬼じゃないんだよ」と話し、「林下詩美みたいにエリートのやつもいるが、花月様もデビュー8年目までは結果が出せず、お客様からの支持もなかった。あきらめんなっつーことなんだよ。お前がどうするか、お前自身で決めろよ」と叱咤(しった)激励の言葉を浴びせた。

また、21日の地元大阪大会での防衛戦相手に「一番かわいがってきた」という葉月を指名。その場で快諾した葉月は「あなたに教わったことを出し切った上で勝ちにいきます」とベルト奪取を宣言した。