右ヒジ手術から回復したばかりの「巨獣」ブラウン・ストローマンがWWEトップのリムジンを破壊し、ユニバーサル王座挑戦権を剥奪された。リングで「オレはロイヤルランブルでユニバーサル王座を手に入れる」と同王者ブロック・レスナー撃破に意欲をみせると、ステージに登場した敵対してきた前GM代行のバロン・コービンと舌戦を展開。コービンから「オマエではレスナーを倒せない。みんなをがっかりさせるだけだ」と挑発された。

怒り心頭の巨獣はバックステージまで追いかけると、アライアスの助言を受けてWWEビンス・マクマホン会長のリムジンに隠れ込んだコービンを発見。パイプ棒で窓を割ると、鍵の掛かったドアも無理やり破壊してしまった。これに同会長から「オレの車になんてことをしてくれたんだ。修理代は10万ドル(約1100万円)はかかるぞ」と弁償を要求された。その場で「10万ドルなんて高すぎるよ」と反論すると、同会長から「無効だ」とトップ権限で保持していた王座挑戦権を剥奪されてしまった。

納得のいかない気持ちをぶつけるように、ストローマンはリムジンを力任せにひっくり返し、両手を挙げて存在を誇示すると、その場を立ち去った。