絶対王者と評される前UFCフェザー級王者ジョゼ・アルド(32=ブラジル)が16日(日本時間17日)午後、あと3試合行い引退したいと語ったと、複数の米メディアが報じた。アルドは「故郷ブラジルであと3試合行い、選手生活を終わらせたい。私の娘、妻とともに試合なしで旅行をしたい」とコメント。

同級2位のアルドは2月2日(日本時間3日)、ブラジル、フォルタレザで開催されるUFCファイナイト大会で同級4位のヘナード・モイカノ(29=ブラジル)とセミで対戦予定。

10年10月、新設されたフェザー級王座に認定された。15年12月に同王座統一戦で、暫定王者コナー・マクレガーに1回TKO負け。約5年間で7度防衛の王座から陥落。その後、同級暫定王座獲得、正規王座に返り咲くも、17年6月にマックス・ホロウェイにTKO負けし、統一王座戦でTKO負けで王座を失った。

2月のモノカノ戦に勝利し、残り少ない試合で再び王座戦を目指す。(デーブ・レイブル通信員)