昨年世界最速タイとなる12戦目で3階級制覇を達成したWBO世界フライ級王者の田中恒成(23=畑中)が2年連続の最高試合を狙う。

8日、都内の東京ドームホテルで行われた2018年のボクシング年間表彰式に出席。昨年9月24日の木村翔(青木)とのタイトルマッチが年間最高試合(世界戦)となり、「疲れる試合だった。でも、忘れられない試合。あの試合を通してレベルアップできた」と振り返った。3月16日には、同級4位で元世界王者田口良一(ワタナベ)との初防衛戦が控える。「日本ボクシング界を盛り上げるような試合をしたい。2戦続けて疲れそうな相手ですけど、がんばります」と再びの熱戦を約束した。