WWEユニバーサル王座の次期挑戦者セス・ロリンズが、王者ブロック・レスナーの代理人ポール・ヘイマンとの舌戦を繰り広げた。4月7日の最大の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州)での挑戦が決定済みのロリンズは「オレはロイヤルランブルで勝利し、レッスルマニアのチケットを手に入れたが、レスナーのF5を6連発も食らって沈んだ。でもオレはまだ戦えるし、レスナーをフットスタンプで倒してやる」と決意を表明した。

そこに姿をみせたヘイマン代理人からは「教えてやる。レスナーはビーストだ。レッスルマニアはお前にとって自殺行為になる。これは予想ではなくネタバレだ」との忠告を受けた。確かに1月28日の米フェニックス大会では、対峙(たいじ)したレスナーにF5を6発も受けて失神寸前にまで追い込まれたばかり。元UFCヘビー級王者でもある王者のパワー差は歴然としているが、ロリンズは屈するつもりはない。

「自殺行為だって気にしない。オレはすべてを犠牲にして魂を悪魔に売ってでもレスナーに勝つ」

ヘイマン代理人が立ち去った後、元盟友のディーン・アンブローズも登場。既にけんか別れし、因縁深まる関係となったものの、ロリンズは元盟友から「ビーストを狩れ」とエールを送られていた。