クルーザー級王座の次期挑戦者戸沢陽(33)が王者バディ・マーフィーとともに調印式に臨んだ。。17日のPPV大会エリミネーション・チェンバー(米ヒューストン)で王座戦が組まれた両者。ドレイク・マーベリックが立ち会う中、戸沢が無言で契約書にサインした。すると王者から「ロイヤルランブル(の4人形式王座戦)でオレに勝てなかったお前は、相手じゃない。ただオレは誰にも止められないことを世界に見せつけるだけだ」と即座に挑発を受けた。

険しい表情でにらみつけた戸沢は王者のサインが終了すると「お前は自分を『誰にも止められない』クルーザー級王者だと思っているようだが、それならオレは同じようなヤツを1度倒してタイトルをとっているぞ」とキッパリ。17年8月、当時の絶対王者ネヴィル(現ドラゴンゲート所属のPAC)を撃破し、クルーザー級王座を初戴冠したことを引き合いに出し、マーフィーを牽制してから立ち去った。