「毒蛇」ランディ・オートンが奇襲攻撃を成功させ、でエリミネーション・チェンバー形式のWWEヘビー級王座前哨戦を制した。

17日のPPV大会エリミネーション・チェンバー(米ヒューストン)で控える同王座戦に出場する6選手によるガントレット戦が組まれた。

負傷欠場となったムスタファ・アリの代役出場となったユニット「ニュー・デイ」のコフィ・キングストンが、まず王者ダニエル・ブライアン(セコンドにローワン)と対戦。隙を突いてトラブル・イン・パラダイスで王者から3カウントを奪う番狂わせを起こすと、続けてジェフ・ハーディをSOSで退けた。コキーナ・クラッチで攻め込む3人目のサモア・ジョーからもピンフォールを奪取。しかし4人目の前王者AJスタイルズにはSOSを回避され、カーフ・クラッシャーで捕まってギブアップした。

勝ち誇るAJスタイルズの背後から姿をみせたのが、5人目のオートン。そのまま必殺のRKOでさく裂させ、フォール勝ちを収めた。最後の最後の“おいしい”ところを持っていった「毒蛇」。その毒牙の健在ぶりをみせつけた。これでオートンがエリミネーション・チェンバー戦の最終入場する権利を獲得した。