70歳トリオのレジェンドマスターズが、平成維震軍相手に大暴れした。

第3試合に登場したのは、グレート小鹿(76)タイガー戸口(71)将軍KYワカマツ(77)の合計224歳トリオ。越中詩郎、斎藤彰俊、青柳政司の平成維震軍のメンバーと、年齢を感じさせないファイトを展開した。

小鹿、戸口の悪役コンビが軽妙なタッチワークで相手を翻弄(ほんろう)すると、コーナーから大声を張り上げていたワカマツも、リングに入り得意のチョップなどを繰り出した。最後はワカマツが斎藤の延髄切り2連発に沈んだが、会場のファンは大喜びだった。小鹿は試合後「3人で初めてタッグを組んだが、まだまだ発展途上。チャンスがあれば、またやります」と再結成を口にした。最年長だが他の2人よりプロレス経験の浅いワカマツは「先輩2人のタッチワーク、コミュニケーションは勉強になります。若い選手にも学んでほしい。今度は小鹿先輩のベルトに挑戦したい」と話していた。戸口は「60代の人が、落ちぶれたとかいうけど、オレたちを見たら、落ちぶれたなんて言っちゃいけない。60代の人ももっと頑張ってほしい」と下の年代にエールを送っていた。