DDTプロレスの旗揚げ22周年記念大会が17日、東京・両国国技館で行われ、メインのK-OD無差別級選手権で挑戦者の竹下幸之介(23)が、王者佐々木大輔(33)を破り、約1年ぶりに王者に返り咲いた。

32分の激闘の末、ジャーマンスープレックスホールドで勝利。21歳で史上最年少戴冠し、V11の最多防衛記録も持つ若きスターは「このベルト、タイトルマッチの価値をもっともっと上げて、みんなに見てもらいたい」と新たに地方でのタイトル戦、他団体選手との試合を公言した。「他団体の選手に僕が負けるようなことがあればそれはDDTの負け。いろんな選手と対戦したい。サプライズがないと面白くないんで」と自信に満ちた表情で展望を語った。