3月6日にIWGPジュニアヘビー級をかけて戦う王者石森太二(35)と同タイトル11度戴冠のレジェンド獣神サンダー・ライガーがタッグ戦で激突した。

1・4東京ドーム大会でKUSHIDAからタイトル奪取した石森は、2月11日の大阪大会で田口を下して初防衛。その場で、解説席にいたライガーをV2戦の相手に指名し、ライガーも「大人をからかうんじゃない。いつでもどこでもベルトをもらいに行くよ」と貫禄たっぷりに快諾していた。

この日はライガーが変形カベルナリアで石森を持ち上げるなど技を見せつけ、圧倒。上村がイーグルスに敗れて試合が終わっても2人は場外で乱闘を続け、周囲に止められにらみ合いながら退場した。

推定50歳超のライガーは「この年齢のタイトルマッチ最後のチャンスかもしれない」と語り、「ファンのみなさんの支持や声援が頼りになります。この年齢、キャリアでベルトを取ったら面白いんじゃないかと、ワクワクしています。気合はいってます」と最多12度目のタイトルへ気持ちを高めた。【高場泉穂】