3月6日にIWGPジュニアヘビー級王者石森太二(35)に挑戦する同タイトル11度戴冠の獣神サンダー・ライガーがタッグ戦で、石森を秒殺した。

ライガーは米団体ROHのジョナサン・グレシャムと組み、石森、ロビー・イーグルス組と対戦。石森と対すると、すぐにグラウンドコブラツイストに持ち込み、わずか5分27秒で3カウントをもぎとった。秒速の決着に石森がレフェリーに猛抗議も、ライガーは構わずコーナーに立ち、大声援の中で勝利をかみしめた。

前日21日に続く石森との対戦で、攻略の糸口をつかんだ様子。「これから手練手管を使って彼を追い詰めていくよ。俺は大田区(体育館)でチャンピオンになります」と最多12度目のタイトルへ自信を深めた。