春のシングル最強を決めるチャンピオンカーニバル(CC)優勝決定戦が行われ、Aブロック1位の宮原健斗(30)が、Bブロック1位のジェイク・リー(30)を下し、初優勝した。

前半から互角の戦いだったが、最後は試合巧者の3冠ヘビー級王者が27分過ぎにシャットダウンジャーマンスープレックスホールドで相手を仕留め、悲願を果たした。3冠王者のCC勝利は01年の天竜源一郎以来18年ぶりの偉業。平成最後の試合を歴史的快挙で締め、名実ともに令和のエースを襲名した。「歴史を動かした。背負っているものは大きい。あまり満足しないが、ちょっとだけ満足した。常に先をみる俺だけど、今日だけは余韻に浸らせてもらう」と充実感をにじませた。