大日本プロレスは10日、5日の横浜文体大会のタイトル戦明け会見を行い、5年ぶりにデスマッチヘビー級王者に返り咲いた木高イサミ(37)が「秋葉原野外ファイヤーデスマッチ」での防衛戦を熱望した。

チャンピオンとしてやりたいことを問われた木高は「面白いことをやりたいですね」と話し、会見を見守っていた登坂社長に「秋葉原で路上ファイヤーをやりたいです」とその場で打診。登坂社長も即サムアップで快諾し、「デスマッチができる空き地を募集したい。五輪の聖火は無理としても、何か意味のある火種をどこかからもらってきたいですね」とアイデアを膨らませた。

大日本は2000年8月に秋葉原の昭和口通りの広場でファイヤーデスマッチを敢行。それを復活した形で防衛戦をする狙いだ。ハードルは高そうだが、木高は「電気街だと難しいが、昭和通りならやれるかもしれない」と意欲十分だった。

ストロングヘビー級王者岡林裕二(36)、ジュニアヘビー級王者TAJIRI(48)もそれぞれ会見。岡林は「大日本のヘビー級全員とベルトをかけて戦いたい」、TAJIRIは「谷口とタッグを組みたい」と今後の展望を語った。岡林は5月26日の名古屋大会で中之上靖文と初防衛戦を行うことが決まった。