ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)の所属ジムの大橋秀行会長(54)が、弟子の大一番の前に同級の元世界王者2人のパワーを受け取った。18日(日本時間19日)に英グラスゴーでIBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)とのワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝を控えた井上に代わり、大橋会長が16日、同地で報道陣の取材に応じた。

井上-ロドリゲス戦のテレビ中継の解説のために現地入りしている長谷川穂積氏、山中慎介氏の元WBC世界同級王者コンビと顔を合わせ、激励を受けた。大橋会長は「あの2人の世界王者からしっかりとパワーをもらいました」と満面の笑み。14日にジムワークを打ち上げている井上については、「ホテルで体重調整して明日の計量に備えています。調子は本当に良いです」と強調した。