世界ジュニアヘビー級選手権は、挑戦者の青木篤志が、王者岩本煌史を破り、第51代王者となった。

若き王者の孤高の芸術と呼ばれる払い腰を何度も受けたが、青木の心は折れなかった。王者の攻撃をしのぎながら、最後はトラップオーバー(変形腕ひしぎ十字固め)でギブアップを奪った。

1度はインタビュールームまで引き揚げたが、リングに上がった佐藤光留に呼び戻され、挑戦要求された。リング上で佐藤の挑戦を受け入れた青木は「まさかの呼び戻しで疲れたよ。オレは志のある人と防衛戦をやっていきたいと思っているから、光留の挑戦を受け入れた」と話していた。