ボクシングWBAダブル世界戦の前日計量が25日に中国撫州市内であり、2階級制覇を狙うライトフライ級2位木村翔(30=青木)ら全員がクリアした。

木村は48・7キロ、同級王者カニサレス(ベネズエラ)はリミットの48・9キロ。フェザー級10位久保隼(真正)と同級王者徐燦(中国)はリミットより100グラム軽い57キロだった。木村は3年ぶりで元の階級に1つ下げての挑戦となる。「体調はバッチリ。もっときついかと思ったが余裕だった」。カニサレスが1度超過に全裸になって再計量でのパスだったが「王者も調子は良さそう。盛り上がる中で倒したい」と気合が入った。久保は「気持ちはいつもと変わらない。リカバリーは持ってきた日本食で」と話した。