WBO世界同級4位江藤光喜(31=白井・具志堅スポーツ)が臨んだ同王座決定戦は無効試合となった。同級5位ジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)と王座を懸けて拳を交え、いきなり1回に右フックでダウンを奪取した。1度は10カウントを数えたレフェリーがKO勝利と会場で発表されたものの、その後の動画判定で右フックの前に江藤の頭部がシントロンのアゴを強打していることが確認され、無効試合となった。

当初は、この勝者が6月19日、千葉・幕張メッセで開催される同級2位井岡一翔(Reason大貴)-同級1位アストン・パクリテ(フィリピン)のWBO世界同級王座決定戦で誕生する新王者に挑戦する予定だったが、不透明な状況となった。