WWEスマックダウンの中邑真輔(39)が来月の東京公演で組まれたWWEユニバーサル王座への初挑戦に向け、気持ちをたぎらせた。25日に一時帰国した中邑は6月28、29日の2日間、東京・両国国技館で開催されるWWE東京公演のPRのために都内で取材に応じた。

28日に組まれた同王者セス・ロリンズへの挑戦に向け「ずっと今タッグでやっているので、なかなかシングルのチャンスがなかった。久しぶりに(王座挑戦)。ハウスショーとはいえ、試合はチェックされているので、そこでちょっと自分の価値というのを証明できればいい」と不敵な笑みを浮かべながら自信をのぞかせた。

ロリンズとは昨秋のPPV大会サバイバーシリーズでの初対戦以来、2度目の顔合わせ。ロリンズがインターコンチネンタル王者、中邑がUS王者という立場でのノンタイトル戦だった。

今回は王者に挑む形となる中邑は「セスはもう若手じゃないし、今、世界中の1人のベストプレーヤー。楽しみですよね。思っていた以上に丁寧な試合をしてくる選手。荒さはないけれど緻密に計算された戦略を取ってくるから」と警戒した。

また中邑が登場する日清食品「どん兵衛釜たま風うどん」CMのオンエアがスタートし、星野源や吉岡里帆と“からみ合う”演技も話題となっている。先月、急きょ帰国して撮影に臨んだという中邑は「日本の知り合いから『何をやってんだよ、お前』みたいなこと言われてまして。すごく刺激受けます。ジャンルは違えど、第一線で活躍されている方から感じるものもありましたし。ハングリー精神的な輝きとか感じましたね」と触発されたことを口にしていた。