全日本プロレスは11日、3日に交通事故によって41歳で亡くなった世界ジュニアヘビー級王者の青木篤志さんの葬儀がこの日、家族、近親者のみで行われたと発表した。

15日の名古屋大会から各会場で献花台を設置し、18日の後楽園大会では全試合終了後に追悼セレモニーを行う。また、8月11日の後楽園大会を青木篤志追悼大会とすることも決定した。

この日の告別式に参列した秋山準社長は会見を開き、式が滞りなく行われ、選手は諏訪魔と佐藤光留2人のみが参列したことを報告した。また、ジュニアのベルトに関しては、11月20日までの半年間、保持した状態のままにするとした。「青木がベルトを持ったまま旅立ったので半年間は持たせてあげたいという気持ちがある。ジュニアの選手はベルトがなくて盛り上げるのが大変だと思うけど、青木篤志からのジュニア選手に対する課題だと思う。ベルトがない中でどうやって盛り上げるか。青木も楽しみにしているだろうし、ぼくも楽しみにしています」と話した。

また、8月の追悼試合についても言及し「青木にゆかりのある選手、他団体含めお話をしようと思います」と、団体の垣根を越えた試合にする意向を示した。