IBF世界ウエルター級12位小原佳太(32=三迫)が、4回TKOで再起戦を飾った。ジョスマル・ケフィ(30=インドネシア)に対し初回からペースをつかみ、4回にペースを上げてめった打ち。

レフェリーが試合を止め、4回56秒TKO勝ちした。3月には米国でIBF挑戦者決定戦で判定負け。引退も考えたが、周囲は現役続行を勧められて再起を決断した。「今年勝負」と2カ月半の短い間隔で再起戦を設定し、一方的な展開で勝利を収めた。「国内のこの階級では1番だと思っている。今年1年、誠心誠意を尽くして、もう1度世界にいってみせます」と宣言した。