19日に千葉・幕張メッセでのボクシング・トリプル世界戦に出場する外国人3人が、16日に都内で練習を公開した。

WBO世界スーパーフライ級1位アストン・パリクテ(28=フィリピン)は、同級2位井岡一翔(30=Reason大貴)と王座決定戦に臨む。マニラ北のバギオ市内で10週間のキャンプを張ってきた。試合3日前ながらも、たっぷり1時間汗を流した。ミット打ち4回にサンドバッグも3回。マイティの愛称通りに力強いパンチを見せ、体もしっかり絞れていた。「井岡の防御はいいが、あらゆるパンチにパンチ力の自信がある。KOにはこだわらないが、小さいころから目指してきた王者になってみせる」と話した。井岡陣営は1人も視察には姿を見せなかった。