K-1スーパー・フェザー級で、レオナ・ペタス(27)が小宮山工介(32)に2回2分12秒、左のパンチ1発でKO勝ちした。

同級王者・武尊(27)が3月の試合で拳を痛めて今大会を欠場する中、石の拳・ペタスが再び最前線に名乗りを上げた。

ペタスは1回から自分の距離で試合を進めると、2回、右ローキックで前に出てきた小宮山の顔面に左パンチをヒットさせた。ジャブがカウンターぎみに鋭く入ると、相手はそのままマットに沈んだ。

「久しぶりのK-1で勝つことができて良かった。KOで勝って武尊選手に挑戦状をたたきつけようと思っていた」とペタスはリング上で喜びを爆発させた。

試合前に最愛の人が倒れた。「大事な人が病気になって、絶対に負けられないと思った」とペタスはインタビューで勝利への原動力を明かし、武尊への挑戦を改めて誓った。