両国国技館で前日行われた「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、K-1スーパー・ライト級新チャンピオンとなった安保瑠輝也(23)が1日、都内でファン公開会見に臨み、昨夜発言した前王者ゲーオ・ウィラサクレック(34)との再戦に改めて言及した。

前日の本戦は瑠輝也が0-1で延長に持ち込むと、果敢な攻撃でゲーオに抱え込みの反則を連発させた。そして、ゲーオが試合終了4秒前に減点1を食らい、瑠輝也が3-0で逆転判定勝ちした。しかし、瑠輝也はリング上で「あんまりよくない試合をしてしまった」と反省。延長判定について「(ゲーオ所属ジムの)ウィラサクレック会長もおかしいと言って帰っていったので、再戦をしたい」と発言した。

この日、ベルトを肩に会見に現れた瑠輝也は「応援のおかげで勝てた」と念願だった戴冠を喜びながらも、「試合内容としては、自分としても納得していない。リング上で言ったが、再戦したい気持ちがある」と話した。そして、「再戦はいつでもいい。(8月24日の)大阪大会でもやる」と臨戦態勢を見せていた。