総合格闘技のRIZINは8日都内で会見を開き、8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナで開催のRIZIN18大会で、RIZINバンタム級、ベラトール世界バンタム級の2冠王者堀口恭司(28)が、アウトサイダー出身の朝倉海(25)と対戦すると発表した。

堀口は、昨年大みそかにRIZINバンタム級初代王座を獲得。今年6月には米国でベラトールの世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルに挑戦し勝利。史上初の2団体同時制覇を達成して以来の試合で、メインとして行われる。ビッグマッチに挑む朝倉は「堀口選手との対戦が決まって光栄です。ツイッターで挑戦表明したときに『お前は絶対勝てない』とかいう声が多かった。実績を比べたらしょうがないけど、RIZINに来たとき、チャンピオンになる、世界トップになりたいと思ってきた。目の前に世界トップとやるチャンスがあったので、対戦を受けました。地元名古屋でたくさんの応援団の前で負けられないので、すべてをかけて倒したい」と決意を話した。朝倉は、兄の朝倉未来(27)が、28日にさいたまスーパーアリーナで開催のRIZIN17大会でメイン(対矢地祐介戦)を務め、兄弟で2大会連続メインを務めることになる。また、UFCで8勝した水垣偉弥とマネル・ケイプ(アンゴラ)戦、前RIZIN女子スーパーアトム級王者浅倉カンナとアリーシャ・ザペテラ戦なども発表された。