G1クライマックスAブロック公式戦(30分1本)で、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が着実に開幕2連勝を飾った。

RPW英国ヘビー級王者ザック・セイバーJr.(31)と激突し、丸め込みや関節技地獄に巻き込まれて苦戦を強いられた。体に巻き付いてきたセイバーJr.に対し、墓石式脳天くい打ちで反撃。高い打点からのダイビングエルボードロップ、カウンター気味のドロップキックで攻め込み、変形回転十字固めなどで粘られたが、強引に回転しながらのレインメーカーで大きなダメージを与えた。動きの鈍くなったセイバーJr.に容赦なし。再びレインメーカーでマットに沈め、12分1秒、片エビ固めでフォール勝ちを収めた。

米ダラスの開幕戦で前年覇者棚橋弘至を撃破。着実に連勝を飾ったオカダは「まだ2試合が終わっただけなんでね。残り7試合、そして優勝決定戦の1試合。王者らしく、強く、華やかな、格好いいオカダ・カズチカをみせていきたいと思います」と胸を張った。