プロボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)が20日(日本時間21日)に米ネバダ州ラスベガスで開催される王座統一戦に向け、17日(同18日)に同地で記者会見に臨んだ。

拳を交えるWBA世界同級スーパー王者キース・サーマン(30=米国)も同席した中でパッキャオは謙虚な口ぶりながらも自信を示した。

「これはエキサイティングで一生で1度の戦いになるだろう。40歳になっても、まだ最善を尽くすことができることを証明することが幸せだ」と発言。10歳年下のスーパー王者を打ち砕く意欲をみせた。また「ボクシングは私の情熱」と強調したパッキャオは「このスポーツでサーマンよりも長く携わってきた。経験が違う」と笑顔をみせた。

一方、29勝(22KO)無敗のサーマンは「私は人生の勝者。自分には力があるので、彼を眠らせるつもり。土曜日は地獄の夜になる。もしパッキャオが『おねんね』になってしまっても驚かないで」と自信満々だった。