1日に亡くなった三迫ジム三迫仁志名誉会長の追悼セレモニーが、8日の東京・後楽園ホールでのボクシング興行で行われた。

この興行は「ダイヤモンドグローブ」として、三迫氏がフジテレビとタイアップして、ジムを開設した60年に始まった。ここから輪島功一、三原正、友利正の3人の世界王者をはじめ、数多くの選手が育っていった。長男貴志会長に輪島、友利両氏らがリングに上がり、追悼の10カウントゴングが鳴らされた。メインでは孫弟子となる東洋太平洋スーパーバンタム級王者勅使河原弘晶がV2に成功した。輪島氏は「勝ってよかった。(ゴングの間は)私のボクシングの経歴を思い出した」と話した。