4月の祭典レッスルマニア35大会を最後にリングから離れていた元ロウ女子王者サーシャ・バンクスが電撃復帰を果たした。

11日のPPV大会サマースラムの同女子王座戦で敗退したナタリアが痛めた左腕をかばいながら「ベッキー(・リンチ)にタップ負けしてしまった。いつかもう一度対戦したい」とあいさつしているところに、バンクスが入場曲とともに姿をみせた。会場がわく中、ナタリアと抱き合うと態度が急変。ナタリアを平手打ちし、パープル髪のウィッグをむしり取り、ブルーの新ヘアを披露すると、容赦なくナタリアに暴行。ダブル・ニーを放つとスチール階段にたたきつけた。

救援に登場した同王者リンチに対しても殴り合いを展開。数人のレフェリーの制止を無視し、パイプいすでリンチをめった打ちにした。傍若無人に暴れまわったバンクスは、リンチもスチール階段にたたきつけてトドメを刺した。不敵な笑みを浮かべながら、ステージへと立ち去っていた。