ヒール転向した「黒い」紫雷イオが元盟友の襲撃に怒りを爆発させた。

キャミ・フィールドとのシングル戦に臨むと、まずはドロップキックで先制。串刺しのダブル・ニー、さらにコーナートップからの月面水爆も成功させた。勝負ありとみられたが、紫雷はわざとフィールドの頭をつかみあげてフォールを回避。不敵な表情を浮かべながらハラジュククラッチ(変形三角絞め)に入り、ギブアップに追い込んだ。

試合後、1度はバックステージに戻りかけた紫雷だが、不敵な笑みをうかべながらリング下から竹刀を取り出した。リングに戻ってフィールドを痛めつけようとすると、10日のNXTテイクオーバー大会での因縁対決で下した元盟友キャンディス・レラエの登場を許した。奪われた竹刀で背後から襲撃を受けた。

何とか退避した紫雷は「なんでだよ。またキャンディスが来たよ。何しに来たんだよあのクソチビ。私がテイクオーバーであいつのことぶちのめしたのに。何しに来たんだよ。あーくそ!」と悔しそうな表情。今年6月にNXT女子王者シェイナ・ベイズラーに敗れた直後からヒール転向した紫雷は「私は次はNXTのタイトルを取るってチャンピオンになるって決めたのに。あのクソチビ、また絶対私の邪魔しにくる」と、レラエの行動に怒り心頭だった。