ボクシング元日本スーパーフェザー級王者尾川堅一(31=帝拳)が12月7日、東京・後楽園ホールでWBOアジア太平洋同級王者ジョー・ノイナイ(23=フィリピン)に挑戦することが決まった。

30日、帝拳ジムが発表した。当初は9月にIBF世界同級挑戦者決定戦に臨む予定だったが、対戦相手だった同級4位アジンガ・フジレ(南アフリカ)陣営の事情で来日が難しいため、日本王座に続くベルト獲得を目指すことになった。

尾川は所属ジム公式サイトで「待ちに待った試合が決まりました! 約3カ月後と少し先ですが、とてもうれしいです。南アフリカのフジレ選手との挑戦者決定戦で落札してもらいましたが、フジレ選手陣営が来日することを渋っているとも聞き、このまま進展を待つよりも今後は団体にこだわらず、どこの王座でもチャンスを狙っていくというスタンスに切り替えると聞いていました。すぐに大きなチャンスをつくってもらえて本当にうれしいです」とコメントした。