世界タッグ選手権で崔領二(39)、ゼウス(37)組が、“暴走大巨人”こと王者石川修司(43)、諏訪魔(42)組を破り、新王者となった。

開始早々奇襲を受け、さらに巨人2人の尋常ではないパワーに圧倒されたが、最後はゼウスが石川と1対1となり、自分よりひと回り大きい相手をジャックハマーで沈め、勝負を決めた。4度目の防衛を狙ったタッグ絶対王者を破ったゼウスは「全日本の、世界タッグの歴史を塗り替えたと思う」と胸をはった。

タッグの頂点だけでは満足できない。ゼウスは「俺も領二も宮原の持つ3冠(ヘビー級)王座を取りに行く。目指すは5冠。先にどっちが5冠とるか勝負しようや」と、シングルの頂点である3冠ヘビー級との同時戴冠を目標に掲げた。