N1ヴィクトリー各ブロック最終戦が行われ、Aブロックは杉浦貴(49)、Bブロックは拳王(34)が16日の決勝(エディオンアリーナ大阪)へ駒を進めた。

拳王は中嶋に右のハイキックでKO勝利。杉浦はメインで潮崎の逆水平で胸に血をにじませながらも、オリンピック予選スラムで勝負を決めた。

杉浦の試合後にリングに上がった拳王は「お前を倒して、1番存在感のある男に必ずなってやる」と宣戦布告。一方の杉浦は16日大阪大会に参戦する武藤敬司、秋山準ら豪華メンバーの名を挙げ、「(メインで)そいつらに負けない戦いをしようぜ」と呼びかけた。N1覇者は、11月2日両国大会でGHCヘビー級王者清宮海斗と王座をかけて戦う。

またこの日は、来年1月4、5日に後楽園大会を開催することが発表された。両日はちょうど新日本プロレスが隣接した東京ドームで2連戦を行う。杉浦は「なんだろうね、当てていくというのは」と苦笑いしつつ、「向こう(ドーム)を選んだ人が悔しがるような試合をすればいい」と自信をみせた。