RIZIN19大会(10月12日、エディオンアリーナ大阪)で開幕するライト級グランプリトーナメントの組み合わせ抽選会が20日、都内で行われ、ホベルト・サトシ・ソウザ(30=ボンサイ柔術)とジョニー・ケース(30=米国)の優勝候補2人の対戦が決まった。

ファンにも公開された抽選会にはサトシの他、川尻達也(41)、上迫博仁(32)が出席。その他海外を拠点とする5選手はスカイプを通して参加した。サトシが引いた封筒に入っていたのはD。川尻、上迫が引いた後、ケースがCを選ぶと会場のファンから歓声があがった。

“柔術界の至宝”と呼ばれ、RIZIN2連続KO中のサトシは「日本人とやりたくないので良かった。私が欲しいのはRIZINのベルト」と堂々と宣言。打撃を武器とするケースは「この上ない対戦。いずれサトシと戦うと思っていた」といきなりの激突を歓迎した。

その他の3試合はトフィック・ムサエフ(29)-ダミアン・ブラウン(34)、派トリッキー・“ピットブル”・フレイレ(33)-川尻達也、ルイス・グスタボ(23)-上迫博仁。

参戦は8人で、大みそかの21大会で決勝が行われる予定。参戦最年長の川尻は「40代最後のチャレンジ」と覚悟を示し、上迫は「熱い試合をしたい。必ず大みそかに残ってみせる」と意気込みを語った。