ボクシング東洋太平洋ミドル級王座決定12回戦は11日、東京・後楽園ホールで開催される。

カードは7月9日で引き分けとなったダイレクトリマッチ。10日に都内の日本ボクシングコミッションで拳を交える同級2位細川チャーリー忍(35=金子)、同級7位太尊康輝(26=角海老宝石)が前日計量に臨んだ。太尊がリミット(72・5キロ)でパスしたのに対し、細川は72・4キロでクリアした。

前回の対決は一進一退の攻防でジャッジ2がドロー、1人が太尊を1点差で指示する引き分けだった。細川は「再戦はやりやすい。自分は前回勝っていると思っているのでメンタル的にも大丈夫。やるべきことはやった」と自信たっぷりの笑み。身長190センチのサウスポーとなる太尊は「3カ月前に12回戦っていますからね。相手の底は知れているし、想定内でやれる。1回3分間の一瞬一瞬を集中していく。勝ち方にはこだわっていない」と集中力を高めていた。