ボクシング白井具志堅ジムの具志堅用高会長(64)が10日に都内で、ライセンス無期限停止処分を解除された元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(23)を年内に復帰させるプランを明かした。

「年内にはやらせたい。名前を忘れられてしまう。スーパーフライ級で予定している」と話した。

比嘉は18年4月のV3戦の前日計量で、国内での世界戦としては日本人初の体重超過を喫し、王座剥奪された。日本ボクシングコミッションから処分を受けたが1年5カ月が過ぎ、9月に処分解除を申請し、倫理委員会で解除を承認した。

比嘉は半年前からはジムでの練習を始めているという。具志堅会長は「スパーリングをやらせてみて、どんな状態か見てみたい。食事などは専門家をつけ、ジムで管理していく」とも話した。タイトル戦を控えたジムの選手と、近々地方での走り込みキャンプに行かせる予定という。